楽団紹介

 

 

 

   当団は、1994年8月に三田に2つめの市民吹奏楽団として、団員5名で結成しました。
   楽団名の「コスモス」は、花が開くまでに1,2度は台風に遭い倒れても、

秋には美しく咲く花「コスモス」と 元々ギリシャ語で

「整然たる秩序としての世界」を意味する「コスモス」に由来しています。
    結成当初、団員募集をしてもなかなか応募がなく、不安を抱えたこともありましたが、
以前の吹奏楽仲間や、20年のブランクがある人等、少しずつ増えていき、
95年が終わる頃には約20名になっていました。

96年は、私たちにとって記念すべき年でした。

広野市民センター開設記念式典でのデビュー
吹奏楽フェスティバルの初参加、そして第1回定期演奏会の開催です。
今思うと、この年に私たちの方向付けができたような気がします。
現在は年間に、定期演奏会をはじめ、サンデー・ミュージック・プラザ、
吹奏楽フェスティバル、フラワータウン市民センターフェア、
自治会のお祭りでの依頼演奏等の演奏活動をしています。
そして、現在は団員が約50名を越えました。
当団のこれからを考える時、常に心に留めておきたい

2つの点があります。

1つめは、団員同士が共に、音楽を作り上げる喜びを分かち合える楽団であることです。

それがなければ市民吹奏楽団は成り立たない、と言ってもいいでしょう。
分かち合えるからこそ価値があるのです。
団員が団員と共に、同じ時間を過ごし、練習し本番を迎える。
その過程で楽しさを感じたり、一緒に曲について苦労し、反省もする。
すべての基本は「共に」なのです。  


そして2つめは、私たちの音楽を聴いてくださるお客様と共に、
音楽のすばらしさを分かち合える楽団であることです。

おそらく、奏者なら誰もがそう思い、演奏していることでしょう。
しかし、本当に音楽のすばらしさを伝えられているか、

楽しんでいただけているかは、常に確認しなければなりません。
自分たちだけが楽しむ音楽では、価値がないのだと思います。
また、私たちは、お客様から遠い存在でありたくはありません。
より多くの様々な方に近い吹奏楽団でありたいと願っています。
そんな思いで、定期演奏会では毎回テーマを設け、そのテーマに沿った
聴き馴染みのある曲目を選んでいます。
その定期演奏会も回を重ねるごとに、お客様が増え、大変嬉しく思っています。
これからも、お客様と共に、団員と共に音楽のすばらしさを分かち合える楽団で
ありたいです。